一日の長・・・ノルマ その3

怒涛のブログ更新です。
私以外のオウルスタッフは ノルマをクリアしたようですね・・・
院長を差し置いて・・・041.gif

a0167322_12525039.jpg


捕獲して食べようと狙っているわけではありません。
私が二年間、暮らした州(島ですが・・・)は 人口は一万人に満たない、
日本でいえば 町、の規模。
豚も鶏も放し飼いは珍しくありません。
写真は 出勤途中に出会った 人懐っこい豚です。
でも この写真で注目していただきたいのは 左後方にあるタンク。
雨水を貯めています。
二年間、飲食は 雨水で賄っていました。
水道は ただ川からパイプで水を引いているのみ、ですから
雨が降れば 蛇口からは 葉っぱや 泥が出てきます。
シャワーも 川から直接、ですから二年間、ほぼ川の水しか浴びていませんでした。
時には 泥水シャワー・・・。
時々、水を受けた掌に オタマジャクシが泳ぐこともありました。
下水は また そのまま 川へ 直接、流されています。

外の世界から流入する諸々に対し インフラ整備は追い付かず
州民の健康状態も感染症はもとより先進国同様の疾病も増加していました。

保健局はもちろん 政府機関の立法、行政・・・様々なものが
州民を置き去りにしたまま(米国統治下のため米国主導でしたが)遅々として進まず
組織としての機能は果たされていませんでした。


『一日の長』
恵仁会職員の中で 少し?037.gifだけ 年長組(アラフィフ070.gif)な私です。
多くのスタッフの方より 一日分以上、先に生まれています。
だから ちょっぴり聞いて下さい。

明日から 苫小牧分院長として勤務開始する金山先生への餞の言葉でもあります。


分院長は 診療するだけではありません。
スタッフと見せかけの仲良しごっこをしていれば いいわけでもありません。
利益だけ追及していれば 何もかも許されるわけでもありません。

大きな組織の中の 小さなひとつを預かっています。
けれど 小さな ひとつずつが 組織を作っています。
大小 関わらず 長、たるもの、全てにおいて責任が発生します。
小学校の学級会ではなく 社会における組織ですから当然です。

私たち医療従事者は 時として 所謂、一般社会とは隔絶された
独特の社会構成が まかり通ります。
それが 良い悪いは別として 一般社会人から非常識とみなされたり
世間知らずと揶揄されることが多々、あります。

例えば・・・

責任者なのに給与明細の見方が分からない
責任者なのに企業コンプライアンスに則った場合の必要書類、
必要設備などを熟知していない
責任者なのに案件を丸投げ、放置してしまう

・・・まだまだ ありますが・・・


長、たるもの。
どうあるべきか、
どうすべきか、
組織を構成し ともに成長していくために何が求められているのか、


事務長から まだ作成途中ではありますが
責任者である分院長用の 本部への週報テンプレートが届きました。
日記ではありません。
社会人として、責任者として、人事、法務、保守管理・・・きちんと
項目を理解し報告を上げなければなりません。

そして コンプライアンスの中の重要なひとつ 医療監視対策。
大学で医事法は必須科目でしたから ドクターは周知のことと思いますが
その資料も 事務長は作成中です。

事務関係は 全部、事務長へ丸投げ、ではありません。
組織の一員として そして 長、として 取るべき対応を。


個人の小さな商店感覚は 捨てる時期に来ています。
法人として スムーズに機能するよう、会社感覚を養ってほしいと思います。


組織としての インフラ整備が 今、着々と進んでいます。
川からの水を 直接、浴びることのないよう、
泥水が 垂れ流しにならないよう、
誰かが どこかで置き去りにならないように・・・。

組織の中枢も頑張っています。
ですから 今一度、各分院のインフラを見直して下さい。
滞ることなく きれいな水が流れるように。

金山先生。
ゆっくり、です。
インフラを整え コンプライアンスを確認し 組み立て直し
スタッフの生活を背負っていることを肝に銘じてください。

来て下さる患者様の期待を裏切らないよう、
ゆっくり、自信を持って でも決して過信せず
ゆっくり、技術や知識に溺れることなく
誰とでも いつでも 同じ視線に位置できるよう、頭も気持ちも柔軟に。


何かしでかしたら 許しませんから031.gif

あなたなら 大丈夫。


文責 みちこせんせ
[PR]

by owl-top | 2011-01-31 14:02
line

ブログ開設


by owl-top
line